BLOGブログ

2025年10月29日

骨格の役割。

NEWS ブログ 杉山整体の健康情報

ヒトの身体には206個の

骨があります。

206個もあるのだから、

それぞれ大切な役割りがあるかと

思われます。

細かい役割はさておき、

ザックリと骨格に関して

見ていきたいと思います。



私たちヒトは、

背骨がある動物であります。

背骨がある動物を

「脊椎動物」(せきつい)といいます。

脊椎動物には、哺乳類のほかに、

鳥類、爬虫類、両生類に加えて、

魚類が含まれております。

 

脊椎動物はどれも、

とてもとても長い年月をかけて、

魚類から進化してきたと言われています。

それらの動物の進化の過程において、

とても大きなハードルを乗り越えなければ

ならないことがあります。

それは「水中から陸に上がる」

ということです。

陸上で過ごすためには、

「水中からではなく大気中から酸素を取り込む」

「皮膚を乾燥から守る」

「一定期間、尿を体内にためておく」など、

クリアしなければならないことが

盛りだくさんなのであります。

さらに「重力に負けないように体を支えて動く」

ことも大変なことであります。

水の中では浮力が働いてくれるので、

体を支えたり移動したりするためのチカラは

小さくてすみます。

なので、

魚類は足が無くても問題ないのであります。

 

しかし、

陸上で生活している脊椎動物は、

自分の体重を4本の足で

支えなければなりません。

ヒトはそれを2本の足で行っているので

すごいことかと思います。

鳥類なんかはもはや重力に逆らって、

空を飛んでいるのですから進化とはすごいのです。

 

このように陸上での生活を可能にしてくれるのが、

「骨格」であります。

全身にあるこの骨は、

硬くて丈夫でしなやかに、

私たちの身体を支えているのであります。

ヒトの骨の数は206個なのですが、

これらの骨が身体を支えて、

そして動かすために重要な役割りを

もっているのです。

 

なんと骨にはその他にも

重要な役割りがあります・・・。

まずは「身体の内部を守る」

という役割りであります。

からだの内部には大切な器官がたくさんあり、

それらを守っているのが骨であります。

たとえば、

脳は頭がい骨に守ってもらっていますし、

心臓や肺などは肋骨に守られています。

 

また、

意外と知られていない重要な役割りが、

「血液の成分をつくる」ことです。

血液の成分である

白血球や赤血球、血小板などは、

骨の中で作られています。

血液をつくっている部位は「骨ずい」といい、

太い骨の中心部に位置しております。

 

骨は単なる「骨組み」ではなく、

生命活動に必要な血液の生産も

担っているということです。
杉山整体

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

0798-43-6011