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2025年12月10日

冷ますだけで炭水化物は「ハイパー食物繊維」に変わる

NEWS ブログ 杉山整体の健康情報

私たちは日常的に、

炭水化物なる食べ物を食べております。

この炭水化物は、

思いのほか食物繊維を多く

含んでおります。

炭水化物がすごいのは、

これだけではないのであります。



炭水化物の糖質(でんぷん)の中には、

レジスタントコンスターチ(難消化でんぷん)

という成分があります。

なんかすごそうな名前ですが、

レジスタント(消化しにくい)

スターチ(でんぷん)という、

そのままやないかという名前です。

 

このレジスタントスターチがすごいのであります。

 

レジスタントスターチは糖質でありますが、

食物繊維と同じような、

いやそれ以上の働きをするそうです。

食物繊維には、

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の

2種類があり、

腸内環境を良好にするには、

両方を摂取することが大切です。

水溶性食物繊維は腸の善玉菌の栄養になったり、

不溶性食物繊維は腸に溜まった有害物質を回収したり、

2種類とも腸内環境を整える上で、

無くてはならないものなのです。

 

実は、レジスタントスターチは、

水溶性と不溶性、

両方の食物繊維の機能を兼ね備えております。

そのため、

非常に効率よく腸内環境を良好に

していくことが出来るそうです。

 

しかし、

すごいのはそれだけではありません。

普通の食物繊維は、

大腸と肛門をつなぐ直腸を素通りしてしまうため、

直腸に腸内細菌を増やすことは

容易ではありません。

しかし、

レジスタントスターチは、

直腸にもしっかりアプローチして、

身体にいい善玉菌を届けることができます。

 

つまり、

レジスタントスターチは、

腸全体をくまなく掃除しながら、

腸内細菌に栄養を与え、

腸をすみからすみまで元気にしてしまう、

「ハイパー食物繊維」なのです。

 

しかも、

同じ量の炭水化物を食べても、

レジスタントコンスターチならばカロリーが半分、

腹持ちがいいため、

食べ過ぎを抑えることにも役立ちます。

 

レジスタントコンスターチの存在が発見されたのは、

1980年代のことであります。

それまでは、

その存在に気付かずにいました・・・。

毎日食べていましたが・・・。

しかし、

研究の技術の進歩により、

レジスタントコンスターチには、

腸内環境を良好にする大切な役割りが

あることが分かってきたのです。



レジスタントコンスターチは、

ご飯やうどん、ジャガイモや豆類などの

炭水化物に含まれてますが、

不思議な特徴があるのであります。

それは「冷ますと増える」ということです。

たとえば、

炊きたてのご飯よりも、

冷ましたご飯の方が、

約1,6倍もレジスタントコンスターチの

量が増えます。

なるほど、

時々は手弁当をもって仕事に行ったり、

休日にアウトドア楽しむと

良いかもしれませんね。
杉山整体

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